共働きで習い事は「できない」のか。乗馬とチャレンジタッチを併用する我が家の役割分担

先に結論です。共働きで習い事が「できない」と感じる本当の原因は、時間でもお金でもなく、送迎と親のキャパが足りないことです。

そして我が家がたどり着いた答えは、「全部の習い事を送迎ありでやろうとしない」こと。

送迎キャパは1人分しかないと認めて、それを1つの習い事に全振りし、学習系は送迎ゼロの通信教育に任せる——この役割分担で、我が家は共働きのまま娘の「やりたい」を回しています。

この記事では、「できない」の正体の分解から、我が家の併用の実際、そして送迎ありの習い事を諦めたくない場合の現実解まで、順番に書いていきます。

目次

「できない」の正体を分解する

「共働きだから習い事はできない」。我が家も一度はそう思いました。

でも、何が「できない」のかを具体的に書き出してみると、意外なことが分かりました。

平日の夕方を想像してください。18時すぎに帰宅して、そこから夕食づくり。下の子(我が家は3歳)はお腹が空いてぐずり始める。

この状態で、仮に17時からの習い事があったら?そもそも間に合いません。土曜に移したとしても、送って、レッスンの間待って、迎えて帰ると半日が消える。買い出しも作り置きも土曜にやりたいのに、です。

つまり、できないのは「習い事」ではなく、「送迎と、それに巻き込まれて崩壊する夕方・週末」なんです。月謝が払えないわけでも、子どもに時間がないわけでもない。親の体が送迎に割けない。ここが正体です。

正体が分かると、選択肢が整理できます。①送迎の問題を解決して習い事を続ける、②送迎のいらない形に切り替える、③両方を組み合わせる。

世の中の記事は①か②のどちらかを勧めがちですが、我が家の答えは③でした。

我が家の役割分担:乗馬は送迎全振り、学習はタブレット

我が家の長女(小1)は乗馬を習っています。クラブまで車で片道30分以上。送迎の負担は正直かなり重く、往復と待ち時間を合わせると1回で3時間近く消えます。我が家の送迎キャパは、これで満杯です。

だから学習系の習い事——塾、公文、英語教室など——は、最初から「送迎あり」の選択肢を候補から外しました。もう1枠の送迎を増やした瞬間に、家庭が回らなくなるのが目に見えていたからです。

代わりに選んだのが、進研ゼミのチャレンジタッチです。

理由の第一は送迎ゼロ。ただ、それだけなら市販のドリルでもいい。実際に使ってみて「これは共働きの設計だな」と感じたポイントが3つあります。

丸つけが自動。 紙のドリルだと、丸つけは親の仕事です。帰宅後の一番忙しい時間に「パパ、丸つけて」が飛んでくるのと、自動採点で完結するのとでは、夕方の負担がまるで違います。

間違えた問題はその場で解き直しに誘導されるので、親が解説係になる場面も減りました。

取り組み状況がアプリで見える。 保護者向けアプリに、その日の学習状況が届きます。仕事の休憩中にスマホで「今日はもうやったんだな」が分かる。これの何が良いかというと、帰宅後に「勉強したの?」から会話を始めなくて済むことです。確認と小言がセットになる回数が減るのは、親子関係にとって地味に大きい変化でした。

隙間時間で完結する。 1回の学習が短く区切られているので、夕食前の中途半端な15分でも1つ進みます。「机に向かわせる」という構えがいらないのは、タブレットならではです。

正直に書く、チャレンジタッチの注意点

良いことばかり書くとレビューとして信用できないと思うので、使っていて感じる注意点も書きます。

まず、やるかどうかは結局子ども次第です。自動で学習が進む魔法の箱ではありません。

我が家も、遊び要素のあるコンテンツばかり触っていて肝心のメインレッスンが進んでいない日はあります。ただ、「放置していること」がアプリで親に見えるので、紙教材が本棚で静かに積み上がっていくよりは手を打つタイミングが早くなる、という感覚です。

もう1つ、教室系の習い事と違って先生や友達という「勉強外の楽しみ」がないこと。人に会うことがモチベーションになるタイプの子だと、タブレット単体では続きにくいかもしれません。このあたりは資料請求や体験教材で、子どもとの相性を見てから判断するのがおすすめです。

ちなみに我が家の次女(3歳)はまだ習い事なしですが、始めるなら同じ理由でこどもちゃれんじからだと考えています。

「送迎枠」をどの習い事に使うかの決め方

役割分担の考え方を採るなら、次に決めるのは「貴重な送迎1枠を、どの習い事に使うか」です。我が家の基準は2つでした。

①タブレットや動画で代替できないものに使う。 学習系は通信教育という代替がありますが、乗馬・スイミング・ピアノのような身体と実技の習い事は、画面の中では成立しません。代替が効かないものにこそ、送迎という有限資源を割く。

②子どもの「やりたい」の強さで決める。親の「やらせたい」ではなく。 送迎3時間を毎週続けるのは、正直、親の気合いだけでは持ちません。子ども自身が楽しみにしているから、こちらも続けられる。逆に言えば、親主導で始めた習い事に送迎枠を使うと、親子両方が消耗します。

この2つで絞ると、我が家は乗馬一択でした。何を残すか・やめるかの考え方は、やめどきの記事でも詳しく書いています。

それでも「送迎ありの習い事」を諦めたくない人へ

ここまで読んで、「でも、子どもがやりたがっているのがまさに送迎必須の習い事なんだ」という方もいるはずです。分かります。我が家の乗馬がそれで、タブレットでは絶対に代替できない「やりたい」でした。

その場合の現実解は、送迎そのものの外注ではありません。調べた結果、送迎代行は料金かエリアか安定性のどれかで壁に当たります(詳しくは比較記事で)。

そうではなく、夕方の家事を外注して、親が送迎に出られる余力を作るほうが、安く確実です。自分で運転する限り、マッチング不成立も当日キャンセルもありませんから。

この文脈で使えるサービスは2つあります。

きらりライフサポート(1都3県)。 共働き家庭向けの家事代行で、夕食づくりや家の中のことを任せられます。子どものお迎え等をどこまで頼めるかは担当のきらりさんの「できること」の範囲によるため、送迎まわりの可否は無料相談で確認するのが確実です。対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉です。

CaSy(カジー)。 1時間2,790円(税込)からの家事代行で、スマホから簡単に予約できます。会員登録は無料なので、エリア内なら料金と空き状況を見てみるだけでも判断材料になります。お料理代行の対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・広島・岡山・沖縄など。宮城・福井・愛知はお掃除代行のみの対応です(エリアは拡大中のため、最新の対応状況は公式サイトでご確認ください)。

そして正直に書きます。上記のエリア外にお住まいの場合、家事代行という選択肢自体が、まだ現実的ではありません。 家事代行業界は都市部に集中していて、全国どこでも使えるサービスは現状ほぼ存在しないからです。

その場合は、無理に外注先を探すより、学習系を通信教育でカバーして送迎の総量を減らしつつ、祖父母への頼み方を整える、ファミサポを調べるといった工夫の組み合わせが現実的だと考えています。

まとめ:「できない」ではなく「全部はできない」だけ

  • 共働きで習い事ができない正体は、月謝でも時間でもなく、送迎と夕方のキャパ不足
  • 送迎キャパは1人分と認める。代替の効かない、子どもが一番やりたい習い事に全振りする
  • 学習系は送迎ゼロのチャレンジタッチへ。自動丸つけ・アプリで進捗確認・隙間時間完結が共働きに効く。ただし進めるかは子ども次第で、相性は体験教材で確認を
  • 送迎ありの習い事を守るなら、家事外注で「親が送迎に出る余力」を作る(きらり:1都3県/CaSy:9都府県〜)
  • エリア外なら家事代行に固執しない。通信教育+送迎の工夫の組み合わせで十分戦える
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