共働きで子どもの習い事を考えると、結局たどり着くのは「土曜日しかないよね」という結論ではないでしょうか。
我が家もそうでした。
夫婦40歳の共働き、小1の長女と保育園に通う3歳の次女の4人家族。
長女が乗馬を習い始めたとき、選択肢は最初から土曜日しかないと思い込んでいました。
先に結論を書きます。
土曜日に習い事を入れるのは合理的です。
ただし「土曜しか無理」と思い込んで予定を全部土曜に積むと、家族の余白が消えて、習い事そのものが続かなくなります。
この記事では、実際に土曜日へ習い事を入れて分かったメリットとデメリット、そして「土曜一択」を崩すために我が家が試した方法を書きます。
共働きの習い事が土曜日に集中するのは当然
まず前提として、土曜日に行き着くのは間違いではありません。
- 平日は仕事。お迎えから帰宅した時点で17時半、そこから習い事への送迎は物理的に不可能
- 日曜日は唯一の完全オフ。ここだけは死守したい
消去法で残るのが土曜日です。実際、習い事スクール側も土曜日に子ども向けクラスを集中させています。需要と供給が一致しているのだから、土曜日を選ぶこと自体は合理的な判断です。
問題は、その先にあります。
土曜日に習い事を入れて分かったメリット
長女の乗馬は土曜日の午前に通うのが有力候補です。数か月やってみて、土曜開催のメリットははっきりしています。
親が付き添える。 小1の娘に車で片道30分以上の道のりを自分で行けというのは無理な話。そしてそもそも駅もバス停も近くにはありません。となると送迎は必須です。
土曜なら夫婦どちらかが必ず動けるので、送迎当番を週ごとに交代できます。
平日にこれをやろうとすると、どちらかが時短や半休を使うことになり現実的ではありません。
平日の生活リズムを崩さない。 学校から帰って宿題、夕食、お風呂、就寝。小1の平日はただでさえ余裕がありません。習い事を土曜に置くことで、平日のルーティンを守れます。
それから、これは副産物ですが、待ち時間が「自分の時間」になります。
乗馬はレッスン中の付き添い待機が長い習い事です。最初はスマホを眺めて潰していたその時間で、私はこのブログを書くようになりました。この話は別の記事で詳しく書きます。
それでも「土曜一択」をやめた理由(デメリットの話)
ここからが本題です。土曜日に予定を積んだ結果、我が家に何が起きたか。
家族の「余白」が消えた
土曜=習い事、日曜=買い出し・掃除・作り置き。これで週末が終わります。気づいたら、家族4人でただ公園に行く日が1ヶ月なかった。子どものための習い事なのに、家族の時間を削っている。この矛盾に気づいたのが、見直しのきっかけでした。
土曜枠はそもそも埋まっている
共働き家庭はみんな同じことを考えます。だから土曜午前のクラスは激戦です。乗馬の体験に行ったときも、案内されたのは「土曜は満席に近いので、入れるのはこの時間だけ」という枠でした。2つ目の習い事を検討したとき、スイミングの土曜枠はキャンセル待ち。「土曜しかない」のに「土曜が取れない」。これが現実です。
きょうだいがいると詰む
うちには3歳の次女がいます。土曜の朝、長女の支度をさせながら次女を連れて出て、レッスン中は次女を退屈させないように待機場所で過ごす。これを毎週やると、正直かなり消耗します。もし次女も土曜に習い事を始めたら、送迎のパズルは完全に破綻します。
行事が全部土曜にぶつかる
運動会、授業参観、地域の行事、友達の誕生日会。子どもの予定はだいたい土曜に入ります。そのたびに習い事を休むかどうかの判断が発生し、月謝は固定で出ていく。振替制度がない習い事だと、これが地味に家計と気持ちを削ります。
「土曜しかない」を崩す3つの方法
デメリットに気づいてから、我が家は「平日を選択肢に戻せないか」を本気で考えました。試した・調べた結果、現実的なのは次の3つです。
方法1:平日夕方の送迎を「外注」する
平日が無理な理由は、突き詰めると「誰が送迎するのか」という問題にぶつかります。ならば、その問題の解決策を考えれば良い。選択肢は大きく3つあります。
ファミリーサポート(ファミサポ)
自治体の相互援助制度で、料金は1時間700〜1,000円程度と最安。
ただし送迎をお願いできる援助会員が見つかるかは地域差が大きく、マッチングに時間がかかることもあります。まずは自治体の窓口で空き状況を聞いてみるのが先決です。
家事代行・シッターサービス(送迎対応型)
我が家が検討して有力だったのがこのタイプです。
たとえば「きらりライフサポート」は、専任のサポーターさんに保育園や習い事のお迎えと、ついでに夕食の準備や洗濯まで、その日頼みたいことをまとめて依頼できるサービスです。
料金は1時間あたり2,640円〜3,630円(税込)+訪問費880円/回、入会金は初月のみ5,500円。
毎回同じ人が来てくれる専任制なので、「知らない人に子どもを任せる」不安が小さいのが、親としては大きいポイントでした。
なお、家事代行として第三者認証を取得しているサービスですが、送迎・シッター部分は認証の対象外です。この点も含めて、まずは無料相談で「送迎+家事」の組み合わせができるか確認するのが確実です。
※対応エリアは首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)です。
キッズタクシー
日本交通などのタクシー会社が提供する、子どもの送迎に特化したサービスです。研修を受けた乗務員がドアtoドアで送迎してくれて、子ども一人でも乗車できます。事前予約の貸切制で料金は高めですが、「送迎だけをピンポイントで外注したい」場合の選択肢になります。
一般社団法人全国子育てタクシー協会の加盟会社を公式HPから探すことが出来るので、自分の地域が対応してるか一度確認してみるのも良いかもしれません。
方法2:土曜に入れるなら「午前1枠だけ」ルール
外注を使わない場合でも、ルールを1つ決めるだけで土曜の消耗は減らせます。
我が家のルールは「土曜の習い事は午前1枠まで。午後と日曜には何も入れない」。
2つ目の習い事を検討するときも、このルールに収まらないなら見送る。シンプルですが、「気づいたら週末が全部潰れていた」を防ぐ効果は絶大です。
方法3:送迎不要型の習い事と組み合わせる
ピアノやそろばん、英語などはオンラインレッスンが充実しています。
「外に通う習い事は土曜1つ、平日の夜に自宅でオンライン1つ」という組み合わせなら、送迎ゼロで習い事の数を増やせます。2つ目以降を考えるなら、まず「それは通う必要があるか?」を疑ってみてください。
我が家の現在の時間割
現在の我が家はこうなっています。
| 時間 | 土曜日の動き |
|---|---|
| 8:30 | 長女+親1人が乗馬へ出発(もう1人は次女と自宅) |
| 9:30〜11:00 | レッスン。待ち時間は親の自由時間(私はブログ執筆) |
| 12:00 | 帰宅。ここから先は完全フリー |
土曜に入れるのは乗馬1つだけ。午後は家族で出かけるか、何もしない。「何もしない土曜の午後」が戻ってきたことが、見直しの一番の成果です。
まとめ:土曜は合理的。でも積みすぎない
- 共働きの習い事が土曜に集中するのは消去法として正しい。自分を責める必要はない
- ただし土曜に積みすぎると家族の余白が消え、習い事自体が続かなくなる
- 平日は「送迎の外注」で取り戻せる。ファミサポ・送迎対応の家事代行・キッズタクシーを月数回使うだけでも効果は大きい
習い事は、家族の生活が回ってこそ続きます。「土曜しかない」と思い込む前に、平日を選択肢に戻す方法を一度検討してみてください。
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