「保育園に通わせていると、習い事ってさせられないのかな」
共働きでフルタイム。子どもは保育園。
そろそろ何か習わせたいけれど、よく考えたら送り迎えができない——。
我が家も同じ壁にぶつかりました。
夫婦40歳の共働き、小1の長女と保育園に通う3歳の次女。
長女は乗馬を習っていますが、これは小学生になって送迎の段取りがついたから実現できたこと。
次女に何かさせたいと思ったとき、「保育園児に習い事は、そもそも通えるのか?」という根本問題に直面しました。
先に結論です。
共働き+保育園でも習い事は可能です。
ただし「平日夕方に親が送迎して教室に通う」という王道スタイルは、ほぼ無理だと割り切るのが出発点になります。
その前提で、現実的な選択肢は3つあります。
この記事では、フルタイム共働きで保育園児に習い事をさせる方法を、我が家が検討した実体験ベースで整理します。
共働き+保育園の習い事が難しい本当の理由
まず、なぜ難しいのかを考えてみると、結局理由は「お迎えの時間」という事になるのではないでしょうか。
保育園のお迎えは早くて17時前後。そこから子どもを連れて習い事へ、というのは時間的に厳しいものがある。
多くの子ども向け教室は平日夕方(16〜18時台)にクラスを開いていますが、これはまさに親がまだ仕事をしている時間帯。
つまり、保育園児の習い事は
**「やる気の問題」でも「お金の問題」でもなく、純粋に物理的なスケジュールの問題**です。
ここを精神論で乗り越えようとすると消耗するだけなので、まず「基本的には厳しいんだ」と認めてしまう。
そこから選択肢が見えてきます。
選択肢1:保育園の「園内習い事」を最大限使う
最初に検討すべきは、保育園が保育時間中に提供している習い事です。
最近は、英語・体操・リトミック・サッカーなどを、外部講師が園に来て保育時間内に実施する園が増えています。送迎が一切発生しないので、共働きにとっては理想的。月数千円のオプション料金で参加できるケースが多いです。
まずは通っている園に「保育時間内の習い事オプションはあるか」を確認してください。もしあるなら、これが最も負担の少ない選択肢です。
ただし、園内習い事には限界もあります。
種目が限られる(園が用意したものだけ)、本格的に上達を目指す習い事には向かない、園によっては提供がない。
「とりあえず何か経験させたい」には最適ですが、「これを続けさせたい」という習い事が決まっている場合は次の選択肢になります。
選択肢2:送迎を外注して、平日の教室に通わせる
「どうしても通わせたい習い事がある」場合、ネックの送迎だけを外部に頼る方法です。
保育園のお迎え〜習い事への送り〜帰宅、あるいはレッスン中の付き添いまで、人の手を借りる。選択肢は前回の記事でも触れたとおり3つあります。

ファミリーサポート(ファミサポ)
自治体の制度で1時間700〜1,000円程度と最安。
保育園のお迎え+習い事への送迎を頼める援助会員が見つかれば理想的ですが、保育園児の送迎は責任も重く、対応できる会員が限られる地域もあります。まず窓口で相談を。
送迎対応の家事代行・シッター
保育園児だと、ここが一番現実的かもしれません。「きらりライフサポート」のようなサービスなら、保育園のお迎えから習い事への送迎、帰宅後の夕食準備や入浴の手伝いまで、一人の専任サポーターにまとめて頼めます。
料金は1時間2,640円〜3,630円(税込)+訪問費880円/回、入会金は初月のみ5,500円。決して安くはありませんが、「お迎え+送迎+夕食+家事」を一度に解決できると考えると、共働きの平日夕方のカオスを丸ごと買い戻す感覚に近い。3〜5歳の小さな子を、毎回同じ人が見てくれる専任制という安心感も大きいです。
なお、家事代行として第三者認証を取得していますが、送迎・シッター部分は認証対象外です。
まずは無料相談で「保育園のお迎え+習い事の送迎」に対応できるか、エリアと合わせて確認するのが確実です(対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉)。
キッズタクシー
子どもの送迎に特化したタクシーで、保育園児でもチャイルドシート対応で乗車できます。
送迎だけをピンポイントで外注したい場合の選択肢。全国子育てタクシー協会の加盟会社を公式サイトから探せるので、地域対応を確認してみてください。
ただし保育園児の場合、「乗せて終わり」ではなく教室での付き添いが必要なケースもあるので、シッター型のほうがフィットしやすい場面は多いです。
選択肢3:送迎不要の習い事を、自宅で始める
そもそも通わない、という発想です。
幼児向けのオンラインレッスン(英語・リトミック・知育)や、通信教育の幼児コースは選択肢が豊富です。保育園から帰った後の30分、親がそばにいられる時間に自宅でやる。送迎ゼロ、天候や体調にも左右されない。
3歳児だと「教室に通って集団で」より、自宅で親と一緒のほうが集中できる子も多い。本格的な習い事は小学校に上がってから、と割り切って、保育園のうちは自宅でできるものに絞るのも、十分に合理的な判断です。
我が家の結論:保育園のうちは「無理させない」
正直に書くと、我が家は次女(3歳)に今、教室型の習い事はさせていません。
長女の乗馬の送迎だけで週末のリソースは埋まっていて、次女の平日送迎まで抱えるのは現実的に無理だと判断したからです。次女には保育園の活動と、家でできる簡単な知育で十分かなと感じています。

本格的に何か始めるのは、長女と同じく小学校に上がって送迎の段取りがついてからになりそうです。
「保育園のうちから何か習わせないと出遅れる」という焦りは、よく分かります。
でも、送迎で親が消耗して家庭が回らなくなるくらいなら、保育園児のうちは無理させないほうが結果的に続くというのが、上の子で一周回った我が家の実感です。
どうしても通わせたいものがあるなら、選択肢2の送迎外注で「親が壊れない形」を作る。
これが現実解だと思います。
まとめ
- 共働き+保育園の習い事は「送迎できない」が最大の壁。精神論ではなく仕組みで考える
- まず園内習い事を確認。あれば最も負担が小さい
- 通わせたい習い事があるなら、送迎の外注(ファミサポ・送迎対応の家事代行・キッズタクシー)で平日を回す
- 無理に通わせず、自宅オンライン+小学校からの本格化、も十分に合理的
保育園児の習い事は、「させるか・させないか」より「親が壊れない形で実現できるか」で考えると、選択肢が見えてきます。


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