こんにちは、のびパパです。
FP2級を受けようと調べると、最初にぶつかるのが「3級から受けるか、AFP認定研修を受けて2級に直行するか」という分かれ道です。
僕は2021年に通信講座でAFP認定研修を修了していて、今回は3級を受けずに2級に直行します(その経緯はAFP認定研修の修了証明書を5年ぶりに再発行した記事に書きました)。
この記事では、実際にAFPルートを選んだ立場から、2つのルートの違いと選び方をまとめます。
結論:講座にお金を払うならAFP研修、独学で安く進めるなら3級から
先に結論です。
- 通信講座などで2級までしっかり勉強するつもりなら、AFP認定研修ルート 2級向けの講座の多くはAFP認定研修を兼ねていて、講座を修了すればそのまま2級の受検資格になる。3級の受検料と試験日が丸ごと浮く
- 独学で費用をおさえたい、FPの勉強が初めてで不安なら、3級からのルート 受検料は学科・実技あわせて8,000円。3級の勉強がそのまま2級の土台になる
- 2級合格後に「AFP」を名乗りたいかどうかも判断材料 AFP認定研修を修了していると、2級合格後にAFP登録へ進める。3級ルートの人がAFPになるには、2級合格後にあらためて研修を受ける必要がある
AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)は、日本FP協会が認定する資格です。国家資格の「FP2級(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)」とは別物で、次の3つがそろうと登録できます。
- FP2級に合格している
- AFP認定研修を修了している
- 日本FP協会に入会する(入会金・年会費あり)
登録後は2年ごとの更新があり、継続教育の単位取得が必要です。

ここからは、なぜそう言えるのかを順に書いていきます。
そもそもFP2級の受検資格は3つ
2級FP技能検定は誰でも受けられる試験ではなく、次のどれかを満たす必要があります。
- 3級FP技能検定に合格している
- FP業務に関する実務経験が2年以上ある
- 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了している
実務経験がない会社員や主婦・主夫の場合、現実的な選択肢は「3級に合格する」か「AFP認定研修を修了する」の2つになります。
AFP認定研修とは
AFP認定研修は、日本FP協会が認定した教育機関(通信講座や資格学校)で受ける研修です。
- 2級の範囲を勉強し、最後に「提案書」という課題を提出する
- 提案書が合格すれば研修修了。2級の受検資格になる
- 受講開始から1年以内に修了する必要がある
提案書は、架空の家族の家計データをもとに、ライフプランや保険、資産運用などの改善案をまとめるものです。
僕の場合はフォーサイトの2級講座に申し込むと、その中にAFP認定研修が含まれていました。2021年9月に受講を始めて、10月に提案書が合格し、研修修了になりました。


正直に書くと、提案書は「試験勉強とは別にもう1つ課題がある」という感覚で、それなりに時間がかかりました。ただ、架空の家族の家計を1年分ずつ組み立てる作業は、今思うと自分の家の家計を見る練習にもなっていました。
2つのルートを比べてみる
| 比較ポイント | 3級からのルート | AFP認定研修ルート |
|---|---|---|
| 2級を受けるまでに必要なこと | 3級に合格する | 研修を受けて提案書に合格する |
| かかるお金 | 3級の受検料8,000円(学科4,000円+実技4,000円)+教材費 | 研修つき講座の受講料(基本課程は2万円台〜20万円超まで幅がある) |
| かかる時間 | 3級の勉強と試験の分だけ遠回り | 3級の試験は不要。ただし提案書を書く時間がいる |
| 独学できるか | できる | できない(認定講座の受講が必須) |
| 2級合格後のAFP登録 | 別途、研修(技能士課程)が必要 | 研修修了済みなので登録に進める |
受検料は日本FP協会で受けた場合の金額です。2級は学科5,700円+実技6,000円で、どちらのルートでも同じです。
お金:独学なら3級ルートが安い
3級ルートは、テキスト代と3級の受検料8,000円で済みます。
AFP認定研修は認定講座を受けることが前提なので、独学では取れません。受講料は講座によって大きく違い、2万円台から20万円を超えるものまであります。
ただし「2級は講座を使って勉強する」と決めているなら話が変わります。2級向けの講座はAFP認定研修を兼ねているものが多いので、追加のお金をほとんどかけずに受検資格が手に入ります。この場合、3級の受検料と3級用の教材費がかからない分、AFPルートのほうが安くなることもあります。
時間:AFPルートは3級の試験を飛ばせる
3級ルートは、3級の勉強をして、試験を受けて、合格してから2級の申込みという順番になります。
AFPルートは3級の試験がない分、最短で2級に向かえます。その代わり提案書を書く時間が必要です。



僕のような仕事と子育てで時間が限られる会社員にとっては、「試験を1回分減らせる」のは大きいと感じました。
その後:AFPになりたいなら研修ルートが近道
AFP認定研修を修了していると、2級に合格したあとに日本FP協会でAFP登録の手続きに進めます(入会金や年会費は別にかかります)。
3級ルートで2級に合格した人がAFPを目指す場合は、合格後に「技能士課程」という2級合格者向けの研修をあらためて受ける必要があります。
「名刺に書ける資格がほしい」「FPを仕事に生かしたい」なら、最初からAFP研修ルートのほうが手間は少なくなります。
どっちを選ぶ?タイプ別のおすすめ
AFP認定研修ルートが向いている人
- 2級は通信講座や学校で勉強するつもり
- 3級の試験を挟まず、最短で2級を受けたい
- 2級合格後にAFP登録も考えている
3級からのルートが向いている人
- 独学で、受検料と教材費だけで進めたい
- FPの勉強が初めてで、いきなり2級の範囲は不安
- 1つずつ合格を積み上げたほうがやる気が続く
ちなみに3級は合格率が高めの試験です。日本FP協会の3級は、2025年10月〜2026年2月の合格率が学科86.60%、実技84.88%でした。まず小さく合格を取りたい人には、3級から始めるのも十分ありです。
僕がAFPルートを選んだ理由と、今思うこと
僕は「どうせ2級まで取るなら講座で一気に」と考えて、AFP認定研修つきの講座を選びました。結果的に、3級を飛ばして2級の受検資格を手に入れられています。
ただ、5年前に受験を見送ったことで、知識はほぼリセットされました。研修を修了していても、法改正のある分野は最新のテキストで勉強し直しが必要です。
AFPルートでも3級ルートでも、2級に合格するかどうかは結局その後の勉強次第です。受検資格は入口にすぎないので、自分が続けやすいほうを選ぶのがいちばんだと思います。
受ける前に知っておきたいこと
- 2級は今、CBT方式(テストセンターでパソコン受験)で、日時を自分で選べる
- ただし年末年始、3月の1か月間、5月下旬は試験がお休み
- 出題は法令基準日の時点の法令で作られる。2026年6月〜2027年5月に受ける試験は、2026年4月1日時点の法令が基準
3月はまるごと受けられないので、年度末に受けたい人は2月までに受けるか、4月以降にずらす必要があります。
まとめ
- FP2級を受けるには、3級合格かAFP認定研修の修了がほぼ必須
- 講座で2級まで勉強するならAFP研修ルート、独学で安く進めるなら3級ルート
- 2級合格後にAFP登録したいなら、最初から研修ルートのほうが手間が少ない
- どちらでも、受検資格は入口。合格はその後の勉強次第
僕は2027年2月の受検に向けて、独学で勉強を進めています。勉強の記録はこの「FP2級挑戦記」で書いていきます。



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