習い事はいくつが適正?平均と、数より大事な「決め方」の話

「子どもの習い事、いくつくらいが普通なんだろう?」

これから習い事を始める、あるいは増やすか考えているとき、まず気になるのが「みんないくつやってるの?」という平均ですよね。

多すぎても心配、少なすぎても出遅れが不安。適正な数の目安が知りたい——。

夫婦40歳の共働き、小1の長女がいる我が家も、同じことを考えました。

そして今、長女の習い事は乗馬1つに絞っています。

先に結論を書きます。

習い事の「適正な数」に、万人共通の正解はありません。平均は参考にはなりますが、それに合わせる必要はまったくない。大事なのは数ではなく、子どもと家庭に合っているかです。

この記事では世間の平均データの見方と、数で決めないほうがいい理由、そして我が家なりの「いくつにするか」の決め方を書きます。

目次

子どもの習い事、平均はいくつ?

まず気になる平均から。

各種の調査を見ると、小学生の習い事の数は平均して1〜2個程度とされることが多いです。

学年が上がるにつれて増える傾向があり、低学年より高学年のほうが数は多め。

ただし中学受験を見据える層では、高学年で塾に一本化して数が減る、という動きもあります。

ここで注意してほしいのは、平均はあくまで「みんなの真ん中」であって、「あなたの子の正解」ではないということです。

平均が1.5個だからといって、1個の家庭が少なすぎるわけでも、3個の家庭が多すぎるわけでもありません。

平均の使い方は「極端に外れていないか」の目安まで。

それ以上の意味を持たせると、他人の数字に自分の家庭を合わせにいくことになり、本末転倒です。

「いくつ」を数で決めないほうがいい理由

なぜ数で決めないほうがいいのか。理由は3つあります。

子どもによってキャパが違う

同じ2つでも、余裕でこなす子もいれば、パンクする子もいます。

体力、集中力、性格。子ども一人ひとりでキャパは違うので、「何個が適正」を一律に決めることに意味がありません。

家庭によって回せる量が違う

特に共働き家庭では、送迎できる回数に限りがあります。

子どもにキャパがあっても、親が送迎を回せなければ続きません。

習い事の数は「子どものキャパ×家庭のキャパ」の掛け算で決まります。

習い事の重さが違う

週1回30分のものと、送迎に往復2時間かかるもの、宿題や練習が必要なもの。

同じ「1つ」でも負担はまるで違います。数を数えても実態は測れないのです。

つまり、「いくつ」という問いは、そのまま数で答えようとすると必ずズレる。

問うべきは「いくつ」ではなく「子どもと家庭が無理なく回せているか」なんです。

数より大事な「決め方」の基準

では、何を基準に数を決めるか。我が家が使った視点はシンプルです。

まず、子どもに余白の時間が残る範囲であること

習い事と宿題で毎日が埋まり、自由に遊ぶ時間・ぼーっとする時間がなくなるなら、その時点で1つ多い。

次に、親が送迎と家計を無理なく回せる範囲であること

特に共働きは送迎がボトルネックになりやすいので、「あと1つ増やせるか」は子どもより先に親のキャパで頭打ちになることが多いです。

そして、子どもがそれぞれを楽しめていること

惰性で通っているものが混じっているなら、数を増やす前にそれを見直すのが先です。

この3つが満たせる範囲が、その家庭の「適正な数」です。それが1個でも3個でも、正解です。

我が家が「1つ」に決めた理由

我が家は、長女の習い事を乗馬1つに絞っています。

実は一時期、複数の習い事を掛け持ちさせようとしていた時期もありました。

でも、子どもの余白がなくなり、共働きでの送迎も回らなくなって「数を追うのはうちには合わない」と気づきました。

そこで、本人が一番「やりたい」と言った乗馬に絞りました。1つに集中したことで、長女は乗馬をより深く楽しむようになり、乗馬が無い日には遊ぶ余白もあります。

「1つでは少なすぎるかな」という不安は、やってみたら杞憂でした。

むしろ1つを深く続けるほうが、子どもは得るものが大きいのかもとすら感じています。

もちろん、これは我が家の答えです。2つ3つが合う家庭もある。大事なのは、平均や周りではなく、自分の家庭の様子で決めることです。

なお、すでに数が多くて「減らすべきか」で悩んでいる場合や、続けるか迷っている場合は、判断の基準を別記事に詳しくまとめています。

数を決めたら、続けるための家計も整える

習い事の数が決まったら、それを無理なく続けるための家計も考えておくと安心です。

特に乗馬のように費用のかかる習い事を選ぶ場合、月謝は固定費としてのしかかります。

我が家は、子育て世帯向けのふるさと納税で日用品や食料品の支出を抑え、その分を習い事費用に回すことで、家計の余白を保っています。

数を絞って1つに集中投資するなら、その1つを長く続けるための家計づくりもセットで考えておくと、途中で「お金がきつくてやめる」を避けやすくなります。

まとめ

  • 小学生の習い事の平均は1〜2個程度とされるが、平均は「極端に外れていないか」の目安まで
  • 「いくつ」を数で決めるとズレる。子どものキャパ・家庭のキャパ・習い事の重さがそれぞれ違うから
  • 問うべきは「いくつ」ではなく「子どもと家庭が無理なく回せているか」
  • 我が家は乗馬1つ。1つを深く続けるほうが得るものが大きいと実感
  • 数を決めたら、続けるための家計(ふるさと納税など)もセットで整える

「いくつが正解か」を探すより、「うちの子と家庭に合うのはいくつか」を考えるほうが、ずっと役に立ちます。

平均というそれっぽいデータに振り回されず、ご自分の家庭の答えを出すのが重要なのではないでしょうか?

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