小学生の習い事は多すぎ?我が家が3つから1つに絞った判断基準

「周りの子は3つも4つも習ってる。でも、うちの子はちょっと多すぎる気もする……」

小学生の習い事の数って、正解が見えないですよね。少なすぎても不安、多すぎても不安。我が家もまさにそうでした。

夫婦40歳の共働き、小1の長女。実は長女の習い事、一時期は3つくらいの掛け持ちを検討していました。
だけど今は、乗馬1つに絞っています。

先に結論を書きます。

習い事に「適正な数」という正解はありません。
判断すべきは数ではなく、「子どもと家庭のキャパを超えていないか」です。

そして超えているサインは、わりとはっきり出ます。

この記事では、我が家が3つから1つに絞るまでに使った判断基準と、減らすときの具体的な決め方を書きます。

目次

「習い事が多すぎる」と感じるのはどんなときか

そもそも、なぜ「多すぎ」と感じるのか。
そう感じるきっかけはだいたいこのどれかじゃないでしょうか。

  • 子どもが「行きたくない」と言い出した
  • 平日が習い事で埋まり、遊ぶ時間・休む時間がない
  • 宿題をやる時間が取れていない
  • 月謝の合計が家計を圧迫してきた
  • 送迎で親(特に共働き)が消耗している

ポイントは、「多すぎ」の正体は数ではなく、子どもか家庭のどこかに無理が出ている状態だということです。


週3つでも回っている家庭はあるし、週2つでもパンクする家庭もある。
だから「何個までが適正」という問いの立て方では答えが出ません。

「多すぎ」かどうかの判断基準5つ

数で測れないなら、何で測るか。

我が家が使ったのは次の5つの基準です。子どもの様子と家庭の状態を、両面から見ます。

1. 子どもに「余白の時間」が残っているか

習い事と宿題で平日が完全に埋まっていないか。

ぼーっとする、自由に遊ぶ時間がゼロになっていたら、それは多すぎのサインです。

子どもの成長には、何もしない時間も必要です。

2. 子どもがその習い事を楽しめているか

「行きたくない」が一時的なものか、慢性的かを見ます。

疲れている日だけ渋るとかなら普通だと思いますが、毎回足が重いならその習い事は子どもにとって負担になっている可能性があります。

3. 睡眠と食事が削られていないか

習い事帰りが遅くて夕食・就寝が後ろ倒しになっていないか。

生活の土台を削ってまで続ける習い事は、優先順位が逆転しています。

4. 親(送迎する側)が無理をしていないか

特に共働き家庭では、ここが見落とされがちです。

子どもは平気でも、親が送迎で疲弊しきっているならそれは家庭として「多すぎ」です。

続けるのは家族全員のプロジェクトなので、親のキャパも判断材料に入れていい。

5. 月謝の合計が、家計の納得できる範囲か

習い事の費用が家計を圧迫し、他の何か(家族の外食、旅行、貯蓄)を我慢している状態になっていないか。

金額の絶対値ではなく、「払っていて納得できているか」で見ます。

この5つのうち、2つ以上に黄信号が灯っていたら、見直しのタイミングです。

我が家が3つから1つに絞った話

長女は一時期、ダンス・ピアノ・乗馬の3つを掛け持ちを検討していました。

きっかけは軽い気持ちです。ダンスとピアノ「友達がやってるから」、乗馬は本人がショッピングセンターのポニーに一目惚れして。一つひとつは良い習い事でした。

でも、3つの習い事を同時進行することを考えると歯車が狂ってしまう未来しか見えませんでした。

平日はスイミングとピアノで埋まり、土曜は乗馬。長女は疲れてしまうだろうし、宿題は後回しになる。

送迎する我々共働き夫婦も限界がある。さっきの5基準でいえば、1・3・4が完全に赤信号です。

そこで、減らす決断をしました。

基準は次の項目で書きますが、結果として残したのは乗馬です。

ダンスとピアノは「なんとなくやりたい」くらいのマインドで、乗馬は実際に体験レッスンまで受けたのもあって「やりたい!」と本人が一番はっきり言ったから。

親の都合(送迎の大変さでいえば乗馬が一番ハード)ではなく、本人の熱量で決めました。

検討段階で絞ったので、長女にも我々にも明らかに余白が残りました。

乗馬1つに集中できて、上達も楽しんでいる。

「数を減らしたら可哀想」は杞憂で、むしろ1つを深く楽しむほうが子どもは伸びる、というのが実感です。

減らすと決めたら、どう選ぶか

「減らす」と決めても、どれを残すかで迷います。我が家が使った優先順位の付け方を共有します。

子ども本人が「続けたい」と言うものを最優先

親の期待や月謝の元が取れるかではなく、本人の意思を一番上に置く。

結局長く続いたり、楽しんでもらうには本人の気持ちが大事。というかそれしかない気がします。

その子の核になりそうなものを残す

何か一つを長く続けた経験は、習い事の中身以上に財産になります。

乗馬でいうと、「言葉が通じない生き物とのコミュニケーション」というのは他にない経験だと思います。

「やめてもいつでも戻れる」ものから減らす

ダンスやピアノは町中にも教室が多く、開始や再開のハードルが比較的低い。

一方で、本人が強く惹かれているものは一度やめると熱が戻りにくいんじゃないかなと感じます。

逆に、「もったいないから」「せっかく続けてきたから」というサンクコスト(これまで払った分)を理由に残すのは避けたほうがいい。判断は過去ではなく、これからの子どもと家庭にとってどうか、で決めます。

なお、「続けるか・やめるか」の判断そのものに迷ったら、別記事で判断のチェックリストをまとめています。あわせて読んでみてください。

【内部リンク:#15 習い事 やめどき(看板ハブ)】

絞った先で、残した習い事を「賢く続ける」

数を絞ると、残した習い事に集中投資できます。ここで家計の工夫を一つ。

習い事の月謝や用品代は固定費としてのしかかりますが、ふるさと納税を子育て・教育向けの返礼品に充てると、実質的な家計の足しになります。

我が家は、絞ったことで浮いた分の感覚を、ふるさと納税で食費や日用品を補填することに回しています。

習い事を続けるための家計術として、減らす決断とセットで考えると効果的です。

【内部リンク予約:#5 乗馬 習い事 費用/ふるさと納税 子育て関連記事(今後)】

まとめ

  • 習い事に「適正な数」の正解はない。判断するのは数ではなく「子どもと家庭のキャパを超えていないか」
  • 5つの基準(余白・楽しめているか・睡眠食事・親の負担・家計)で2つ以上に黄信号なら見直しどき
  • 減らすときは本人の「続けたい」を最優先に、サンクコストで判断しない
  • 絞ったら残した習い事に集中。家計はふるさと納税などで賢く支える

「多すぎかも」と感じている時点で、すでに見直しのアンテナは立っています。数で焦らず、子どもと家庭の様子で判断してみてください。

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